(プシュー)
ナオ:このバスはー、宇美営業所発、天神三丁目行きです。ご乗車の方どうぞ。
ゴウ:(乗る)
ナオ:このバスはー宇美営業所発、
ゴウ:(整理券を取る)
ナオ:天神三丁目行きです。
ゴウ:(座席に座る)
ナオ:扉閉まります、ご注意ください。
(プシュー)
ナオ:発車します、動きますのでご注意ください。
ゴウ:(座っている)
ナオ:……次は、宇美町役場入口、次は、宇美町役場入口です。
ゴウ:(ボタンを押す)
(ピンポーン)
ナオ:…次停車します。
・
・
・
ナオ:…ご乗車ありがとうございましたー宇美町役場入口です。
(プシュー)
ゴウ:(お金を払って降りる)
ナオ:ありがとうございましたー。…発車します。次は、宇美八幡前です。
・
・
・
(プシュー)
ナオ:宇美八幡前です。ご乗車の方どうぞ。
ゴウ:(乗る)
ナオ:………?…このバスは、天神三丁目行きです。
ゴウ:(整理券を取る)
ナオ:…発車します、動きますのでご注意ください。
ゴウ:(座っている)
ナオ:……次は、下宇美、次は、下宇美です。
ゴウ:(ボタンを押す)
(ピンポーン)
ナオ:…次停車します。
・
・
・
ナオ:…ご乗車ありがとうございましたー下宇美です。
ゴウ:(お金を払う)
ナオ:……ん!?
ゴウ:(降りる)
ナオ:…………ありがとうございました。…発車します。次は、大名坂です。
・
・
・
ナオ:大名坂、大名坂です。ご乗車の方どうぞ。
ゴウ:(乗る)
ナオ:!!?
ゴウ:(整理券を取る)
ナオ:………いや、え?…え?
ゴウ:(席に着く)
ナオ:………………え、えー、発車します。…動きますのでご注意ください。
ゴウ:(座っている)
ナオ:……次は、新原、次は、新原です。
ゴウ:(ボタンを押す)
(ピンポーン)
ナオ:…次停車します。
・
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・
ナオ:…ご乗車ありがとうございました。新原です。
ゴウ:(お金を払う)
ナオ:…うんちょっと待って待って君!
ゴウ:……(後ろを振り向く)
ナオ:君だよ!てか君以外に乗客いないよ!
ゴウ:…僕ですか?どうしたんですか?
ナオ:いや、君さ……さっきから何してんの?
ゴウ:何って……どういうことですか?
ナオ:どういうことですかじゃないよ!…君さ、このバス乗ったり降りたりしてるよねさっきから。
ゴウ:そうですね。
ナオ:今日このバス降りるの何回目?
ゴウ:3回目ですね。
ナオ:う、ん…………えーと、いろいろ聞きたいことあるけど………。
ゴウ:はい?
ナオ:………まず、なんで?
ゴウ:なんでって……目的地に着いたから降りるじゃないですか。
ナオ:うん、そうだな。…で、また乗ってきたけど。なんでよ?
ゴウ:よく見たら違ったんですよ、バス停。
ナオ:…それなら気付けよ!しかもさ、1回ならまだしも、君、2回目乗ってきたよね!こんなすごい間違えを2回もしたって言うのかよ!
ゴウ:ええ、おっちょこちょいなんですよ僕。
ナオ:おっちょこちょいの度が過ぎるわ!
ゴウ:まあまあ、そんな人間もいますって。
ナオ:…まあ、仮にバス停を間違えたとする。なんでこのバスにわざわざもう1回乗るのよ!
ゴウ:いや、間違えたから正しい目的地に行かないと。
ナオ:このバスじゃなくてもいいだろって言ってんの!次のバス待てよ!
ゴウ:早く目的地に着きたい、という思いが強くてですね。
ナオ:いや、なら目的地間違うなよって言いたいんだが…………それにしても、なあ………。
ゴウ:なんですか?
ナオ:うん………ってかまず、バス停とバス停の間、どうしてんの?
ゴウ:全速力で走ってます。
ナオ:すごいな!バスと同じスピードか!しかも2回走って、息切らしてないしなお前!
ゴウ:走るのには自信あるんですよ。
ナオ:市民マラソンでも走っとけよ、もう!
ゴウ:……それより、とりあえずバスから降ろしてくださいよ。
ナオ:いや、いろいろまだ聞きたいんだけど………ほんとに、ここが目的地で正しいのな?
ゴウ:はい、さすがに3回も間違えませんよ。
ナオ:…ほんとな?……なら、どうぞ。
ゴウ:(降りる)
ナオ:はあ………発車します。次は、アザレアホール前です。
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・
ナオ:伊崎、伊崎です。ご乗車の方どうぞ。
ゴウ:(乗る)
ナオ:はい待って待って君!
ゴウ:(整理券を取る)
ナオ:何事もなかったかのようにスルーしない!さっきの君でしょ!
ゴウ:……僕ですか?
ナオ:そうだよ、君だよ!なんでまた乗ってきたんだよ!
ゴウ:やっぱり、バス停間違ってました。
ナオ:お前、さっき間違えないって言ってただろ!
ゴウ:なんですけども…目的地が移動しまして。
ナオ:なんだそれ!その動く目的地ってなんだよ!
ゴウ:自宅です。
ナオ:ありえねえだろ!移動する家って!
ゴウ:ひょんなことから動いちゃうんですよ。
ナオ:いやだろそんな気まぐれで動く家とか!
ゴウ:仕方ないじゃないですか、そういう家なんですから。
ナオ:どういう家だよそれ…
ゴウ…それより、早く出発してくださいよ。次で降りますから。
ナオ:…やっぱ次で降りるのか!もういいよ……発車します。動きますので……
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ナオ:…上須恵口、上須恵口です。ご乗車ありがとうございました…
ゴウ:(お金を払って降りる)
ナオ:ありがとうございました。…もう乗ってくるなよ!
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ナオ:…………一番田、一番田です。
ゴウ:ふう………(乗る)
ナオ:おい待て待て待てコラ!
ゴウ:(整理券を取る)
ナオ:だから無視するなオイ!お前だよ!「いい汗かいたわ…」みたいな感じで乗ってきたお前だよ!
ゴウ:………僕ですか!?
ナオ:そうに決まってんだろ!…なんでまた乗ってきたよ。
ゴウ:やっぱり、バス停間違ってました。
ナオ:嘘だろ!さすがに嘘だろ!なんだ、また家が移動したってのか!
ゴウ:あの、自宅かと思ってたの、前を走ってる車でした。
ナオ:どんな間違え方だよ!どこのだれが軽自動車を自宅と見間違えんだよ!
ゴウ:僕ですが。
ナオ:言うと思ったわ!…さすがにな、3回も同じことをくり返したら、不自然なんだわ。
ゴウ:いや、ほら…二度あることは三度あるって言うじゃないですか。自然の摂理ですよ。
ナオ:しかしお前な…前のバス停でバス降りた後、すぐに準備体操始めてただろ!
ゴウ:走るのには必要じゃないですか。
ナオ:走るの前提の行為じゃねえか!バスが発車した途端に、見事なクラウチングスタート決めやがってよ!
ゴウ:スタートダッシュが肝心なんですよ。
ナオ:知らんわ!
ゴウ:我ながら、いいスタートでした。
ナオ:……はあ。もうお前…どう考えても意図的な行為だろ?
ゴウ:…はい。
ナオ:…素直に認めたな。……それで、もう一度聞くわ。なんでこんなことしてんの?
ゴウ:いや、あの、トレーニングの一環としてですね。
ナオ:なら普通に道走ればいいだろうがって!それも嘘だろ……な。
ゴウ:…はい。
ナオ:…そんなに素直なら、本当のことを言ってくれないか?
ゴウ:………………。
ナオ:…別に、ちゃんとした理由があるならいいんだぞ。あるならな。
ゴウ:……………整理券……
ナオ:……はい?
ゴウ:………整理券が、欲しくて……
ナオ:…それだけ?
ゴウ:はい。
ナオ:…なに、整理券もらうために毎回走ったりしてたんか!
ゴウ:そうですよ!
ナオ:いや、明らかにハイリスクローリターンだろうよ!整理券集めて、どうすんのよ。
ゴウ:整理券でトランプしたいんです!
ナオ:そんな目的かよ!そりゃあ数字書いてあるけど!
ゴウ:あわよくばUNOもしたいんです!
ナオ:色もいろいろあったりするけど!間違ってもDとかRとかの整理券は出てこないしだな!
ゴウ:ほら……あと、カードバトルとか!子ども達に大人気!
ナオ:……なんで遊ぶ用途しかねえんだよ、さっきから!しかもなんだ、ムシキング的なノリかよ!
ゴウ:赤の「6」はレアカードとかね。
ナオ:ねえよ整理券にレアとか!………いや、ね、そういう用途なら迷惑だからやめてもらいたいんだけど。
ゴウ:えっ!…いや、えっと、もっとすごい用途があるんです!絶対に必要なんですよ!
ナオ:ほお、言ってみい。
ゴウ:エネルギーなんです!
ナオ:…燃やして何かするのか。
ゴウ:いや、その、僕のエネルギーというか。
ナオ:………どういうことだよ。
ゴウ:そう!僕、整理券のエネルギーで動いてるんですよ!
ナオ:……何者だよお前!ロボットかよ!ロボットにしても、エネルギー源考えろって話だよ!
ゴウ:もうね、もっと言うと、僕、整理券から出来てるんですよ!
ナオ:お前紙製か!紙製ロボか!意味わからんわ!
ゴウ:そうそう!整理券ロボなんです。カシャッ!カシャッ!
ナオ:いや、整理券取るときの音とかそんなん再現しなくていいから!…不自然すぎだろうよ理由として!
ゴウ:えー、だって無理を通せば道理が引っ込むかと思って……
ナオ:ほら、無理って認めてるよ!せめてもう少し一貫性、持ちなさいよ……。
ゴウ:………と、言うわけで納得してもらったので、出発してもらっていいですかね?
ナオ:いや、何一つ納得してねえよ!…後ろの車が詰まってるから発車しますけど!……………えー、次は…
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ナオ:…萓野、萓野です……ご乗車ありがとうございました。
ゴウ:(お金を払って降りる)
ナオ:ありがとうございました………………こいつ、金はちゃんと払うのな。
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ナオ:………城山団地です。
ゴウ:はふ………(乗る)
ナオ:やはり来たかお前!もう整理券はやらんぞ。
ゴウ:…ナニを言ってるんですか?
ナオ:……ここまできて、しらばっくれるか。お前、さっきから乗ってきてるだろって!
ゴウ:イイエ違います!ワタシは整理券ロボです!
ナオ:うわ、無理の方を通してきた!
ゴウ:整理券ロボの「整理券くん」デス。
ナオ:しかも名前そんままやん。……お前、演技しても無駄だぞ。
ゴウ:演技とはシツレイな。
ナオ:いや…なんか片言風にしてるけど、バレバレだって。
ゴウ:……この額に貼ってある整理券を見ても、そういうことを言うカ?
ナオ:うん、気になってはいたけどね、何だよそれ!しかもガムテープでベターッ貼ってるしだな!
ゴウ:額に整理券がある……どう考えても、ロボットじゃないデスか!
ナオ:お前、ロボットを何だと思ってんだよ!どちらかと言うと、キョンシーにしか見えないんだわ!
ゴウ:どこがデスか!キョンシーってアナタ、額にお札を貼られているやつデスよ!
ナオ:どう考えてもお前寄りだろ!!お札が整理券にグレードダウンしてるぐらいだよ!
ゴウ:…ワタシを怒らせましたね。
ナオ:どちらかと言うと、怒るのはこっちの方だけど。
ゴウ:よし……整理券ロボ、第2形態!!(ベタッ!)
ナオ:なんだよ形態って!…しかも整理券をもう1枚貼っただけじゃねえか!どう違うんだよ!
ゴウ:第2形態は、ちょっと饒舌になります。
ナオ:なにその微妙な変化!もともと割と饒舌だしなお前!
ゴウ:しかも驚くのはまだ早い!整理券ロボは、第7形態まであるのです!
ナオ:驚くというかあきれるけども…第7形態って何なのよ。
ゴウ:整理券を7枚貼ると第7形態となり、応募するともれなく整理券ロボがもらえるのだ!
ナオ:どこのパン祭りだよお前!しかもまた整理券ロボっていらねえ!
ゴウ:…そう、しかし整理券ロボには、エネルギーに整理券が必要なのです……………そういうことで、納得していただけましたか。
ナオ:できるわけねえだろ!まずお前の存在から納得してねえよ!
ゴウ:というわけで、降りるんで扉開けてもらっていいですかね。
ナオ:…いや、お前乗ってから出発すらしてねえだろ!
ゴウ:整理券もらえればそれでいいんです!!
ナオ:うわお、言い切った!じゃあ降りればいいじゃないすかもう………。
ゴウ:まいどー。(お金を払う)
ナオ:いや、「まいどー」ってこっちの台詞だわ。走らなくても金払うってお前……
ゴウ:(降りる)
ナオ:ありがとうございました。
仕方ない………よし!
・
・
・
ナオ:赤坂、赤坂です。
ゴウ:はぁ……はぁ………(乗る)
ナオ:チッ。
ゴウ:いや…急に飛ばすとか……反則ですやん………(カシャッ)
ナオ:しぶといな、お前……
ゴウ:気が付いたら…出発してるとか………(カシャッ)
ナオ:さすがに息切らすんだ。
ゴウ:しかもあの………道端で小学生に…絡まれて………(カシャッ)
ナオ:そりゃあ…顔に整理券貼り付けた人がおったら、そうなるわ。どこの民族ですかって感じだし。
ゴウ:……あ、そうだ。どうも、整理券ロボです。(カシャッ)
ナオ:そこまだ通すんだ。
ゴウ:………ああ……疲れたわあ…(ゴクゴク)
ナオ:…いや、お前ポカリ飲んでるやん!整理券がエネルギーじゃなかったのかよ!
ゴウ:え、いや…………ほら知らないですか?ポカリスエットって、整理券から出来てるんですよ。
ナオ:なわけねえだろ!ウソ甚だしいわ!
ゴウ:よくCMで言ってるでしょ。「整理券100%使用!」
ナオ:どんなキャッチコピーだよ!しかも100%て、整理券のどっから水分出るんだよ!
ゴウ:なんだ、知らないのか……(カシャッ)
ナオ:…で、ちょいちょい整理券取ってんじゃねえよ!お前、今まで1乗り1整理券だったのに!
ゴウ:こうした方が効率いいと気付きまして。
ナオ:うん、確かにそうだな!
ゴウ:さっき走りながら、「あれ、1度に何枚も取ればよくね?」って、気が付いたんです。
ナオ:まあ気付くの遅いな!
ゴウ:もうね…1回乗って整理券1枚しか取らないて、アホだね!
ナオ:うわ、さっきまでの自分の行動、全否定した!!
ゴウ:愚の骨頂だわ!頭おかしいんじゃないのもう……(カシャッカシャッ)
ナオ:そこまで言うか!…いや、まず整理券集めるということで十分おかしいからね!世間一般的に!
ゴウ:どういうことですか(ガシッ!ガシャガシャ!)
ナオ:…いや、今度は何してんだよお前。
ゴウ:何って、この整理券出す機械、もらえないかなと。
ナオ:もらえるわけねえだろ!なに機械“ごと”取ろうとしてんだよ!
ゴウ:いいじゃないですか。これからは一家に一台の時代ですよ。
ナオ:いや、明らかにいらねえだろ一家に一台とか!
ゴウ:そうして家でも整理券出して出して……出しまくって………ふふ…
ナオ:…何が楽しいんだよそれ!
ゴウ:そして贅沢にも、整理券でガム包んだり…………贅沢ー!
ナオ:なんだその使い方!ちょっと贅沢かもしれんけど!
ゴウ:それからー、玄関が暗くて見えないとき、整理券に火を灯したりして!!きゃーセレブ!
ナオ:大正時代の成金かよ!!紙幣と整理券じゃ、グレード全然違うしな!
ゴウ:整理券セレブ!
ナオ:全然ゴージャスな語感じゃないなそれ。
ゴウ:……というわけで、頂きます。(ガシャ!ガシャ!)
ナオ:だから持っていこうとするなっての!やれるわけねえだろ、どう考えても!
ゴウ:くそ……………こうなったら……!
ナオ:こうなったらなんだよ………
ゴウ:……バスジャックしてやるわ!!
ナオ:…………バスジャック!?まさか、お前………
ゴウ:(カシャッ)手を挙げろ!!さもないとどうなるか解ってんのか!!
ナオ:…いや、整理券の束を突きつけられても!!なんも怖くないわ!
ゴウ:さもないと、整理券から波動砲が飛び出して、お前の額を打ち抜くぞ!!
ナオ:整理券にそんな七色な力ねえよ!!
ゴウ:早くありったけの!ありったけの整理券を用意しろ!!
ナオ:で、やっぱ要求それかよ!バスジャックまでして、要求が整理券て!
ゴウ:そう、3億円相当の整理券だ!
ナオ:3億円相当の整理券て、どんなんだよ!
ゴウ:それから、逃走用の整理券も用意しろ!
ナオ:もう意味わかんねえわ!なら整理券で逃げてみろや!!
ゴウ:くそ………お前、こっちには人質もいるんだぞ!!人質の命ねえぞ!(ガシャッ)
ナオ:ってそれ、整理券出す機械!!もともと命ないわ!
ゴウ:整理券出す機械が………粉々だぞ…!
ナオ:…お前、整理券欲しいのか壊したいのかどっちだよ!
ゴウ:ついでにバスも粉々だ!
ナオ:いや、そっちの方が重大だわ!………お前、こんなことするんだったら、警察呼ぶぞ。
ゴウ:…け、警察だって!?…………お前、早く逃走用の扉を開け!
ナオ:降りる気か!あきらめ早いな!警察の力、偉大だな……。
ゴウ:さあ早く!
ナオ:もう、降りてくれるなら降りて欲しいから開けるけども…。
(ガシャッ)
ナオ:はい、とっとと降りた降りた!
ゴウ:ふう………………あっ!
ナオ:…なんだよお前。降りるなら早く降りろよ……
ゴウ:整理券何枚取ったっけ!?金払わないと………
ナオ:…そこ愚直なのかよ!!
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