百鬼夜行

コント/人気アニメの総集編



やっほー!アニメ大好き、アニメ兄さんだよ。略してア兄さんと呼んでくれても構わないよ。
今日は今、巷で大人気のアニメ、「群がれ!動物村の仲間たち」の魅力を伝えたいと思ってるよ。
ア兄さんは忙しくてあまりアニメを見れない社畜の人たちにアニメの魅力を伝えるのが生きがいなんだ。
それじゃあ早速、キャラクター紹介から行くよ。
 

キャラクター紹介
 

わん太郎くん
このお話の主人公のイヌの男の子だよ。村の中でも1番、正義感が強くてしっかりものだよ。でも手汗がひどいよ。
好きな食べ物は骨。いつも何かしらの骨をくわえているから結構口臭がきついよ。
おなかをなでられるとエクスタシーに達するよ。
 
にゃん子ちゃん
とってもおませなネコの女の子。少しおてんばなところがあるけどみんなに好かれる人気者だよ。
ただし、発情期になると理性のたがが外れたように行きずりのネコの男の子とネオン街に繰り出すよ。
わん太郎くんも思いを寄せてるけどイヌとネコじゃ子供を作ることはできないんだ。残念。
 
とりの介くん
インコの男の子でとってもお金持ち。わん太郎くんやにゃん美ちゃんの同級生でいつも派手な洋服を着ているよ。
口癖は「ほぅら、お金が欲しけりゃ這いつくばれ!」「愚民どもが・・・」「へぇ、こんなの食べるんだ」だよ。
実際は3年前にお父さんの事業が失敗したけど生活レベルが下げられず、消費者金融から借りたお金で見栄を張ってる状態なんだ。
 
うさ美ちゃん
村のアイドルを自称するウサギの女の子だよ。ほんとはわん太郎くたちより随分と年上だけどサバを読んでるんだ。
語尾に「〜ぴょん!」とか付けたり、聞いてもいないのに妖精が見える話とかするからみんなから内心うっとおしがられてるよ。
吸ってるタバコの銘柄はキャメルだよ。
 
たぬ吉くん
とってもお調子者なタヌキの男の子。爆笑ギャグのレパートリーは1000を越すよ。
ただ、声が篭りがちなうえ、かつぜつも悪いので何を言ってるかまったく分からないのがたまにキズ。
そのためフラストレーションが溜まりがちで、家に帰るといつも家族にそのイライラをぶつけているよ。
 
わん太郎パパ
わん太郎くんのお父さんだよ。職業は警察官でわん太郎くんの憧れの人だよ。
口癖は「政府の犬、か・・・。っふ、言いえて妙とはこのことだな」だよ。
手汗がひどい上に脇がすごく臭いところが唯一の短所で本人も自負しているよ。
 
わん太郎ママ
わん太郎くんのお母さんだよ。とってもとっても優しくていい匂いがするよ。
ただ、家事全般が全く出来ないし、しようとする素振りもみせないところがあるよ。
ホテルで食べる高級ランチとシャネルが大好きで、わん太郎くんが家にお友達を連れてくると露骨に嫌な顔をするよ。
 
ふくろう町長
動物村の町長をやっているおじいさんだよ。物知りでわん太郎くんたちにいろんなことを教えてくれるよ。
ちょっとスケベなところがあり、この前「目が見えなくなった」といいながらにゃん子ちゃんの胸を鷲掴みにしたよ。
「ふくろうだけど鷲掴みとはこれいかに。フォッフォッフォッ」とか言ってたよ。殴りたいね。
 
ライオン丸さん
元・人気アクションスターのライオンさんだよ。10年位前までは「あの人は今!」とかに出てたけど最近はそういう仕事も無い様子。
最近は昼からバーでお酒を飲んだり、パチンコ屋の開店待ちをしている姿を目撃されているよ。
代表作は「忍者ライオン丸」、「続・忍者ライオン丸」、「ライオン丸の復讐」、「ライオン丸、屈辱の日々」、「ミナミの帝王」など。
 
小鼻テカリ沢くそ朗くん
よくわからないよ。
 
もぐさん
工事現場で働くもぐらのおじさん。独身だよ。
わん太郎くんたちのお兄さん的な存在で色々なアドバイスをしてくれるよ。でも独身だよ。
力持ちで優しくてとっても頼りがいのあるナイスミドルなんだ。でも顔が不細工だから独身だよ。
 
ウシ代さん
動物村出身の超人気アイドルのウシの女の子だよ。
そのダイナマイトバディで多くの男性を魅了しつづけているよ。もぐさんは彼女のDVDを山ほど持ってるよ。
人間でいうと根元はるみみたいなキャラだよ。
 
山本
人間のハンターだよ。家族を養うために毎回、村の住人を1人ずつ撃ち殺すよ。
人間ってのは所詮自分の利益のためには他の動物が死んでもおかまいなしなんだね。
 




続いて「群がれ!動物村の仲間たち」の第一話をお送りするよ。
これを見て興味が出た社畜の人はTSUTAYAで続きを借りるなり、会社を辞めて生で見たりすればいいと思うよ。
それじゃあ第一話「行こうよ!洞窟探検!」はじまりはじまり〜。
 



わん太郎くんたちが暮らす動物村の人たちはみんな仲良し。今日もみんなでなにやら遊びの計画を企てています。
「ようし、今日は村の外れの洞窟に探検に行こう!」
ワンパクもののわん太郎くんがはしゃいでいます。
「それは面白そう!楽しみだわ!」
「ワクワクしてきたぴょん!」
「いいぬぇ。」
おませなにゃん子ちゃん、ぶりっ子のうさ美ちゃん、かつぜつが異常なたぬ吉くんは大賛成です。
でもそんなお友達の中でただ一人、高飛車なとりの介くんだけは大反対。
「君たちみたいな中級家庭育ちの人間にはあんな暗くてジメジメしたところが面白いのかもしれないけど、
 僕みたいなエリートからしてみればどうしてそんな環境の悪いところに自ら足を踏み入れる気になるのか僕には理解できない。できないししたくない。」
このとりの介くんの辛辣な言葉にはさすがのわん太郎君たちもムッとしました。
しかし、とりの介くんのお父さんが事業に失敗し、莫大な借金を抱えていることをとりの介くんがひた隠しにしていることをみんな知っています。
村は狭いので噂が駆け巡るのはものすごく早いのです。
わん太郎くんは青筋を立てながらも冷静さを保ちつついいました。
「それなら僕ら4人でいくから君はお家でご自慢のお父上と今後のビジネスプランについて語りあえばいいじゃないですか?」
するととりの介くんは唇をプルプル震わせながら「まぁ、たまには庶民の遊びを体験してみるのもいいかもね。」といいました。
うさ美ちゃんはトマトのように顔を紅潮させるとりの介くんを蔑んだ目で見ました。
「ようし、じゃあまず僕のおうちにいって懐中電灯を取ってこよう!」
わん太郎くんは何故か勝ち誇った顔でいいました。
 
「やぁ、着いたよ!ここが僕の家だよ!」
「わぁあん、あたしね、あたしね、わん太郎くんの家に来るの初めてだぴょん!」
うさ美ちゃんが嫌にハイテンションでいいました。
「うさ美さんはわん太郎くんの家に来るの初めてなんですか。私たちは何度も着たことあるんですけどね。あんまり仲良くないんですかね?」
にゃん子ちゃんが急にうさ美ちゃんに対して口撃を始めました。わん太郎君たち男性陣はそのあざとさにゾッとした表情を浮かべました。
うさ美ちゃんは苦虫を噛み潰したような顔を浮かべました。
 
「ママ、ただいまー!お友達を連れてきたよ。」
「チッ・・・。」
わん太郎くんたちが意気揚々と家に入るなり露骨にでかい舌打ちが聞こえました。わん太郎くんのママです。
「ママ、今から僕たち、村の洞窟に探検にいくんだ!だから懐中電灯を貸してよ!」
「あらあら、さすが男の子ね。怪我しないように気をつけていってらっしゃいな。」
わん太郎くんのママはわん太郎くんにとても優しい言葉をかけました。
「で?あんたら、うちに何のよう?」
と同時ににゃん子ちゃんたちに露骨に冷たい態度をとりました。
「あのぅ、わたしたちにも懐中電灯を・・・」
「あ!?」
にゃん子ちゃんの勇気ある一言でしたが、一喝されてしまいました。にゃん子ちゃんは涙目です。
「わん太郎ママさん、あたし達にも懐中電灯を・・・」
「あ!?潰すぞ!?」
うさ美ちゃんも一蹴されてしまいました。うさ美ちゃんは震えが止まりません。
「あわわわわわわ・・・・。」
とりの介くんは恐怖から泡をこれでもかというくらい吹いています。
「ムァムァふぁん、ぶぉくたつぬぃもくぁいてゅうでんつぉうを・・・」
「何言ってんのこの子。気持ち悪い・・・。」
たぬ吉くんはあまりのかつぜつの悪さのせいでダイレクトに「気持ち悪い」といわれてしまいました。
結局、懐中電灯は1つしか借りれませんでした。わん太郎くんは意気揚々と、他の4人は心にトラウマを残して家を離れました。
 
「ようし、懐中電灯も調達したことだし、早速行こうよ!」
わん太郎くんが能天気にいいました。他の四人は若干老けたような顔をしています。
「フォツフォツフォツ。おやおやちびっ子たち。どこへ行くんだい?」
村の物知り村長、ふくろう町長です。ちなみに名前が町長というちょっとアレな人です。
「やあ、ふくろうさん。僕ら今から村の外れの洞窟に行くんだよ。」
わん太郎くんがアホみたいな顔で言いました。他の四人はげっそりとした顔をしています。
「フォツフォツ、洞窟は危ないから子供だけで行っちゃだめだよ。なんせ毒をもった蛇がいるからね。
 わしがいってあげてもいいが、わしにも用事がある。ただという訳にはいかんなぁ。」
ふくろう町長は狡猾な笑みを浮かべました。
「フッォフッォ、ああ、おなごの乳が揉みたい。揉みたいなあ。」
にゃん子ちゃんがローにいいのを一発、うさ美ちゃんがテンプルにいいのを一発喰らわせました。
ふくろう町長は小さな声で「ぐぅ。」と言ってその場にへたり込みました。
 
「大人ってほんとに怖い・・・。」
さっきからにゃん子ちゃんがなにやら愚痴っていますがみんな聞く耳を持ちません。
「しかし困ったなぁ。大人がいないと洞窟に行けないよ…。」
「そうどぅぁ!むぉぐさんぬぃおぬぇぐぁいしてみとぅぁらどぅうくぁぬぁ?」
「もぐさんに一緒に来てくれるようにお願いするってかい?それは君にしてはいい案だね。」
たぬ吉くんはかつぜつがアレなのですぐさまとりの介くんがフォローを入れました。
もぐさんはわん太郎くんたちの兄貴分的存在の工事現場の作業員、独身です。
「ようし、早速もぐさんのおうちに行ってみよう!」
 
「おーい、もぐさーん!一緒に洞窟に行こうよー!」
わん太郎くんが声をかけましたが、反応がありません。
「ちょっと部屋の中を見てみようよ。」
にゃん子ちゃんはそういうと庭に回り窓から部屋の中を覗きました。
こういうデリカシーのないところがにゃん子ちゃんのクズなところです。皆もにゃん子ちゃんに続きます。
「ウシ代さん、可愛いなぁ。」もぐさんはグラビアアイドルのDVDに夢中でした。ちなみにウシ代さんというのは動物村出身の巨乳アイドルです。
「またもぐさんったらウシ代おねえちゃんのDVDを見てるよ。もうしょうがないなぁ。おーい、もぐさん!」
わん太郎くんは大きな声でもぐさんを呼びましたが聞こえていないようです。
「ハァハァ、ウシ代さん・・・、ウシ代さん・・・!」
「おーい、もぐさんってばぁ、聞こえてるー!?」
「ハァハァ、もう我慢ならん!!」
「ちょ、も、もぐさん!」「いやあ、汚い!」
「ハァハァ、ウシ代さん・・・!ウ、ウシ代さん・・・!!」
「も、もぐさん・・・。」「不潔・・・。」
「ウォオオ、ウシ代ッ!う、ウシ代ー!!!」
「・・・行こう。」
わん太郎くんたちは静かにもぐさん宅をあとにしました。
 
「とても嫌な気分だわ・・・。」にゃん子ちゃんは顔面蒼白です。
「しかし困ったね。大人の人がいないと洞窟にいけないよ。」
さすがに毒蛇がいる洞窟に子供だけで行くのは不安です。
「おや、ちびっ子ども。どうしたんだい!?」
「あっ、山本さん!」
人間の山本さんです。村に入ることを許された唯一の人間です。
「実はかくかくしかじかで・・・。」わん太郎くんは簡略的手法で事情を説明しました。
「そうかー。なら私が一緒に行こうじゃないか。私は猟銃を持っているから毒蛇が来たらぶっ放してやるよ!」
「やったあ!さすが山本さん!」「あたし、山本さん大好きだぴょん!」「やむぁもつぉすゎん、すゎすぐゎ!」みんな山本さんを褒め称えます。
「ようし、それじゃいくぞ!食りょ、ちびっこども!」
 
一方、そのころNY。
「HEY、デビッド!どういうことだ!株価の値下がりが止まらない!」
「Oh、マイケル。恐らく、恐らくだが俺たち以外にもこの株を独占した奴らがいるんだよ。
 奴らが株を手放し始めたことによって、市場がコントロールされちまってるんだ・・・。」
「ジーザス・・・。」
「落ち込むのはまだ早いぜ、てめーら。」
「そ、その声は・・・!」
「タイミングを制するやつが株取引市場を制する。この世界の常識だぜ?」
「こ、小鼻テカリ沢くそ朗サーン・・・。」
 

舞台は戻って動物村
「やぁ、着いたぞ、ここが洞窟だよ!」「うわぁ、怖いわ!けど楽しみ!」わん太郎くんとにゃん子ちゃんが言いました。
「早速入りましょうよ!あたし、山本さんが一緒にいるからちっとも怖くないぴょん!」うさ美ちゃんもすっかり元気を取り戻してウザいくらいです。
「まあ焦るなよ、ちびっ子ども。まずは私が下見に行ってくるよ。」山本さんが大人らしい冷静な一面を見せます。
「でも1人で行くと、もし私が危険な目にあって戻ってこれなくなったときに、君たちまでのこのこ入ってこられたら親御さんに合わす顔がないな。
 まず誰か1人、私と一緒に下見に来てくれないか?そうだな、とりの介くんは空が飛べるから蛇に噛まれる心配もないし適任かな。」
「まぁ、いいですけどね。そこまで頼りにされちゃ断る理由もないし。」とりの介くんはまんざらでもない様な顔をしながらいいました。
「ちぇっ、空が飛べるくらいでいい気になりやがって。」「落ちぶれたスネ夫の癖に。」みんな小さい声で文句を言います。
「ようし、それじゃあ行くぞ、照り焼きチキ、とりの介くん!」
 


バァーンという、乾いた轟音の後にゼェゼェと息を切らしながら山本さんが走ってきました。
「へ、蛇に鉄砲盗られてそれでとりの介くんが撃たれるというハプニングが起こったー!!」
 



『次回の「群がれ!動物村の仲間たち」は!?
 不慮の事故で命を落としたとりの介くん。嫌味なやつだったけどいなくなると案外寂しいもんだね。
 落ち込んでるみんなを励まそうと山本さんがみんなを近くのジャングルへキャンプに誘ってくれたよ!
 第2話 燃やそう!キャンプファイヤー!  次も見てくれないと狂犬病うつしちゃうぞ!』

 

〜採点結果〜

最高 最低 標準偏差 お気に入り 採点人数 平均
92 55 14.68
★★★
6名 75.50



〜詳細〜


★=お気に入り
100  
   
  91★(井島)・92★(翔)
90  
   
  85★(8823)
80  
   
   
70 70(きょくにゃん)
   
   
60 60(FAN)
   
  55(鋳☆いんがむ)
50  
   
   
40  
   
   
30  
   
   
20  
   
   
10  
   
   
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