FIREお魚

コント/人間ではない何かへ

勝野：もう生きていたくないという人ー！人間として生きるのはもう嫌だという人ー！今ならタダであなたを人間ではないなにかにしてあげます！僕が発明した機械で！！
 　　　…はぁ、夏の海なめてた…。誰かしらいると思ったらそこらへんにいるのはにっくきリア充たちがあふれかえってるだけだった！売るとこ間違えたー！！
 
魚住：あのー、ボクやってみたいんですけど。
 
勝野：きた！？一人が嫌で生きていたくなくてでもさみしくて勢いで誤ってリア充ばかりであふれかえってるあついあっつい海にきてしまった悲しい少年が！！
 
魚住：ほっといて！？
 
勝野：この機械は、対象者を人間ではないなにかに変えてしまうんだ。マウス実験をしたところ、マウス自身は消えたが鳴き声は聞こえた。多分違う物質になってしまったんだろうそのマウスは。
 
魚住：姿も見えずマウスの鳴き声とかなんか怖い！でもなるほど、鳴き声が聞こえるってことはマウスの精神とかは生きてるわけか…。
 
勝野：君、この機械は多分対象者の姿は消し去る。やめるならラストチャンスだ。命は惜しくないか？
 
魚住：…いらない！こんな、ボクの人生なんていらないからいいよ！！
 
勝野：なら早速機械に入ってくれ。まぁこの機械、旧スクール水着の形をしているが気にしないでくれ。機能性と趣味を両立させることに成功したのだ！
 
魚住：100％趣味じゃないのそれ！？ていうかこのスク水、機械って言ってたけど着る感じでいいんだよな…？あぁ、ボク男なのに変な感じだなぁ…。あっ、スク水ってこんなにキツいんだ…///
 
勝野：なにちょっと楽しんでんだよ！じゃあ着たら、このボックス型機械に入ってくれ。(パカッ)
 
魚住：あれ、そのデカい機械入るの！？じゃあスク水着たの意味なくね！？
 
勝野：文句言うな。…よし、入ったな。(パタリ)スイッチ、オン！！
 



ポンッ！
 



勝野：さてと、この機械を開いて旧スクール水着を着た姿を…！(パカッ)
 
？？：それが目的だったの！？
 
勝野：あれ、やっぱりあの子の姿は消えてるか。でも今声は確かに聞こえたから…。どこだ…？
 
？？：ここ、ここだよ！！(ぱたぱた)
 
勝野：ん？ずっとあの子が穿いてた水着がかすかに動いている…？そうか！あの子はこの水着になったのか！なるほどねぇ…。メモメモ。
 
水着：なるほど！ボクは水着となってしまったのか！よし、ボクは生き返ったんだ！これから新しいボクの人生、いや水着生の始まりだ！！
 
勝野：あっそういえば僕全裸だったわ。ちょっと穿かせて。
 
水着：ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ何でボクが男のあれと密着ぅうあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！？！！
 
勝野：ちょっ、小刻みに動くなよ、大きくなっちゃっただろ。
 
水着：いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！