真夜中の深海魚の時間

おふざけ/遊園地



俺の名前はワンワくん。遊園地のマスコットキャラクターの犬だった…。しかし、それも表向きの話。
 遊園地は実は研究所で、俺は新薬の実験動物だったのだ。クスリにより2足歩行をできるようになり、体の色も綺麗な赤になってしまった。
 興奮すると口からプルトニウムを出し、夜になるとなぜか都知事の下のお世話をしなくてはならない…。
 どうやら、俺は実験動物としてだけではなく都知事の性処理係としても生きてるようだ。
 オレはそんな生活に嫌気がさしあの遊園地から逃げ出したのだ…。
 
俺の名前は自衛隊員A。厳しい訓練と遊園地のマスコットキャラクターへの捜索という任務に嫌気がさし駐屯地から逃げ出したのだ。
 そういえばマスコットキャラが逃げ出した遊園地は実は研究所で犬への新薬の投与や黄色い熊たちを解剖して血と言う名のハチミツを採取し売りさばいているようだ。
 私は犬の捜索などという屈辱的な任務を命じた都知事を許すわけにはいかない。
 
私の名前は偉い自衛隊員B。とにかく偉いのだが、そんな私にも上司がいる。
 そんな上司に「遊園地のマスコットを捕まえてこい」と言われていた。そんなくだらないことにうちの部下は使いたくないが、上司が殺すような目で私を見ていたので従うしかなかった。
 そういえばAが「あの遊園地は実は研究所で犬への新薬の投与や黄色い熊たちを解剖して血と言う名のハチミツを採取し売りさばいている」とか言っていたが・・・あいつも夢みがちな奴だなぁ。
 
私はBの妻C。昔は夫も私のことを女として見てくれたけど・・・。
 私はいつかあの私史上で最高に燃え上がった夜を超えるようなチンコを・・・私は知らない。
 あのチンコをくれるなら私は死んでもいいのかもしれない。
 それにしても、最近誰かの目線を感じるわ。・・・欲求不満なら尚更チンコが欲しい、ホシイ!
 
私はCさんの警護をしているD。しかし、警察官からは「変質者」「ストーカー」と呼ばれている。しかし私は警護をしているのだ。
 確かに、股間にあるべき下着(女性用)が頭にあり下半身に何も履いていないのは俗に言う「変質者」になるかもしれない。
 しかし、これが私のスタイル。この格好以外で警護するのは全裸で街に出るのと同じことである。
 だから私は、今日もCさんの警護を黒のTバックを頭にかぶり行なっているのである。
 
それはさておき俺の名前は遊園地。昭和62年着工、翌年開園だ。
 現在は殆ど客がいなくて廃墟も同然。回転木馬の代わりに回転寿司のレーンが敷かれ、乾ききった寿司たちが回り続けている。
 マスコットキャラの犬が脱走したと聞いて驚いているが、俺の領土を拡大し地球の隅から隅までを遊園地にすれば脱走は不可能だろう。
 
俺の名前は回転木馬。またの名をメリーゴーランド。
 開園当時からの人気アトラクションだったが、現在は大井競馬場という存在へと進化しました。
 
俺の名前は観覧車。現在は水車のような使われ方をしている。
 
俺の名前はプーたん。遊園地(監視社会)のマスコットキャラクターの黄色い熊だ。
 しかしそれは表向きの話。裏では山田養蜂場を経営し、多額の利益を得る敏腕社長。
 今日も誰よりも早く会社に辿り着き、ミツバチ共を震撼させる所存。
 
俺の名前は地球。ワンワくんの場所は知ってるけど教えられないね。喋れないから。
 メールは打てるんだけどな。
 
俺の名前は宇宙。上に同じ。
 
俺の名前はミツバチ。今日も熊に恐怖するところから一日が始まる。
 ちなみに奴らがハチミツだと思っているのは、俺のウンコを発酵させて作ったペンキです。
 




俺の名前は自衛隊員R。さっき届いたメールによると、A市の博物館にワンワくんが居るとのこと。行ってみよう。
 
ー数時間後ー
 
えっ?ワンワくんって2万年以上前に逃げ出したの?
 道理で見つからないわけだ!
 ちなみに展示紹介ではこんな事が書いてあったよ。
 
「こいつの名前はワンワくん。逆から読んでもワンワです。
 『逆立ちしても俺は俺。上半身は下半身。下半身は上半身。顔にチンコ。チンコに顔。
 リバーシブルでございます。』」
 

俺は都知事。二次元では抜けないという難病にかかってしまい、俗に「2.5次元」のマスコットキャラクターなら抜けるだろうと思い都内の実験動物であった犬で抜いた。
 あの気持ちよさは俺が都知事選で初当選をしたときと同じぐらい気持ちよかった。しかし奴は研究所から逃げ出した。
 あぁ、どうして奴は逃げ出したのだろう。奴がいたから都知事ができたと言っても過言ではない。あのテクニックはほかの女にはできない。
 …居ても経ってもいられないなった俺はやつを探した。ボディガードに「知事!今出歩いたら危ないですよ!」という忠告も無視した。
 
そして…奴を見つけた。
 「ワンワ…」俺は奴の名前を呼んだ。。
 「お前が…お前がいねぇと俺は東京を背負う自信なんてねぇんだ!」と大声で叫んだ。
 しかし、奴は知らんぷりをした…。俺は…なんて愚かなことを…。(※ワンワは剥製なので当然喋ることが出来ません)
 

次の日…
 「ニュースをお伝えします。今日の午前5時ごろ、都知事が突然辞意を表明いたしました。
  都知事は涙ながらに『私にはもう東京を救うこともできなくなりました』と語りました。」
 

プルトニウム「2万年以上も都知事をやってたのかよ!いい加減にしろ!」


 

〜採点結果〜

最高 最低 標準偏差 お気に入り 採点人数 平均
72 20.19
★★★
10名 50.20



〜詳細〜


★=お気に入り
100  
   
   
90  
   
   
80  
   
  72★(ザブマリン)
70  
  67(銀沙灘)・68★(kenzip)
  61(きょくにゃん)・63★(FAN)
60 60(哲夫)
   
   
50  
   
   
40 40(山下)
  36(ジンガー)
   
30  
  27(井島)
   
20  
   
   
10  
  8(ほしの)
   
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