オールナイトスター

漫才/熱血教師

Ａ：どうもーオールナイトスターですよろしくお願いします。僕の名前はＡで
Ｂ：ポケモンの話を唐突に始めたがる僕がＢです
Ａ：妙なマイブームだなオイ・・・というわけで頑張っていきたいんですけれども
Ｂ：突然だけど俺教師になりたいわ。
Ａ：本当にＤａｉＧｏの芸能界引退宣言ぐらい突然だけど何があったの？
Ｂ：実はテレビで格好いい熱血教師のドキュメンタリーをやっていて、それを見て教師に憧れちゃったんだよね。
Ａ：へぇ。そんなに格好いい熱血教師が居たの？
　　ちなみにどんな感じの人なの？
Ｂ：名前は滝沢さんって言って、
基本的には普通の教師と変わらないんだけれども、他の教師と叱り方がちょっと違って
Ａ：なるほど。ドラマとかでもよく熱血教師は独自の方法で不良とかを更正させたりしてますからね。
　　ちなみにどんな叱り方だったんですか
Ｂ：それがね悪いことをした生徒に、パンツを被せるっていう
Ａ：・
　　・
　　・
　　・
　　ウルトラクソ教師じゃねえかいい加減にしろ！
Ｂ：まぁそんな姿見たら・・・憧れますわな。
Ａ：憧れねえよ軽蔑のまなざしだよ
Ｂ：あぁ、あの戦闘から逃げられなくなる。
Ａ：それゴルバットなどのポケモンが覚えることが出来るくろいまなざしじゃねえか！
　　・・・　じ　ゃ　ね　え　よ　！　ここでマイブーム出してくんじゃねえよ！
Ｂ：まぁ滝沢さんも毎日ＰＴＡとの戦闘から逃げられないそうですけど
Ａ：既に憧れる要素０じゃねえか！
Ｂ：でも生徒からの人気がＮＯ.１らしいよ？
Ａ：寧ろなさそうですけど！？ＮＯ.１っていうかＮＯって感じがしますけど！？
Ｂ：いや、さっきも言ったけど滝沢さんはアイドル並みに格好いいんで女性生徒からの人気がすごいんだよ
　　「私もパンツ被らせてほしい！」みたいな
Ａ：格好いいって内面じゃなくて見てくれの話かよ！
　　ってかそんな先生だったら寧ろパンツ被せてもらうためにグレる女子生徒増えるんじゃないの？
Ｂ：そうだよ。
Ａ：そうなのかよ！？早くクビにしろよそんな教師！
Ｂ：まぁまぁ落ち着けよ。
この熱血教師の一日みたいなのをさっき言ったドキュメンタリー番組で取り上げてたんだけど、
多分それを聞けばお前も滝沢さんに憧れるから！
Ａ：絶対憧れない自信あるわ。
Ｂ：とにかく、その番組の内容を話していくから聞いて？
Ａ：まぁ、あまり期待せずに聞くわ。
Ｂ：「ＴＨＥ　パイオニア」この番組は、様々な事の先駆者の、素顔に迫っていく番組である。
本日は、生徒にパンツを被せるという唯一無二の教育を行う教師、滝沢雄二について、お伝えしよう。
Ａ：番組名が絶妙にだせえ
Ｂ：まず、彼の一日は朝勃ちから始まる。
Ａ：ドキュメントが過ぎるよ！いらねえ情報は省けよ！
Ｂ：そして沢山の悪い生徒たちにパンツを被せるため、パンツを10枚も履いて、さらにいつでもパンツを脱げるように、スカートをはいて出勤。
ちなみに上半身は裸。クールビズを心がけるとは、流石は教師の鑑である。
Ａ：完全変態武装じゃねえか！教育者失格だわ！
Ｂ：ちなみにパンツを10枚も履いてるせいで、厚みがでてスカートに隠れきらないので恥ずかしいと滝沢は語る。
Ａ：じゃあやめろよその格好！常時パンチラとかワカメちゃんかよ！
Ｂ：そしてパンツの見え具合で生徒は残りパンツの枚数、そしてその日に何人の生徒をシメたか大体分かるそうだ。
Ａ：絞めてるのは自分の首だろ！
Ｂ：そして、学校に着いたら教員用更衣室で別のスカートに履き替える。
Ａ：じゃあ出勤のときスカートの必要性ねえじゃねえか！
　　いよいよ本性を現したなド変態が！
Ｂ：そしてパンストを履いて職員室へ
Ａ：結果的にいつでもパンツ脱げねえじゃねえか！無駄の多い変態だな！
Ｂ：そしてまずは職員会議。基本的に滝沢は無視される。
　　しかしこれは必要悪というもの。彼は決して欠かせない存在である。
Ａ：結局嫌われ者なんじゃねえか！
Ｂ：そしてその後は授業を教える。彼の受け持つ科目は倫理。
Ａ：こんなにモラルのかけらもないのに倫理！
Ｂ：しかし倫理というのは受験であまり使われない科目。そのため寝てしまう生徒も多い。
　　だが滝沢はこれを許さない。寝ている生徒には、容赦なくパンツを被せていく。
Ａ：その前に社会がお前をゆるさねえよ！
Ｂ：しかし、この日はアクシデントが起きた。パンツを脱ごうとしたがパンツがない。
　　そう、彼は履いていたパンツを心無い生徒に盗まれてしまったのだ！
Ａ：もう完全にバカだろコイツ！身に着けてるもの盗まれるとかガードゆるすぎるだろ！
Ｂ：そして生徒たちにこう言い放った
　　「オイ・・・・お前らの中に、俺のパンツを盗んだやつが居たら、名乗り出てほしい。怒らないから、早く名乗り出ろっつってんだろうがコラァァァ！！！」
Ａ：もう既にキレてんじゃねえか！
Ｂ：しかし一向に誰も手を上げない。それどころか半数近く寝ている。
Ａ：とりあえず生徒起こせよ！
Ｂ：だが滝沢は敢えて生徒を起こさなかった。そう、ここで起こしてしまうと生徒にパンツを被せる理由がなくなってしまうからだ。
Ａ：どんだけパンツ被せたいんだよ！もう諦めろよ！
Ｂ：クソォ・・・！これが、教育現場の現実か・・・！と、奥歯をかみ締める熱血教師、滝沢であった。
Ａ：結局生徒にも好かれてねえじゃねえか！
Ｂ：そして昼休み、彼は職員室で一人食事をし、生徒からパンツを巻き上げてそれを午後に悪いことした生徒に被せることにした。
Ａ：お前が一番悪いことしてるよ！お前が被るべきだよ！
Ｂ：そして午後の授業に行く。
　　しかし午後も結局どいつもこいつも寝てしまっている。
　　なので早速巻き上げたパンツを被せることにした。
　　まずは寝ている一人の女子生徒に近寄り
Ａ：女子はアカン女子はアカン女子はアカン
Ｂ：「グフフフフゥー・・・ボクのおパンツ、かぁぶせちゃぁうぞぉぉぉーーー。」
　　と言った後、女子生徒にパンツを被せた。
Ａ：コイツ予想以上に下心丸出しでパンツ被せるんだな
Ｂ：そしたら被せられた女子生徒はもう大歓喜
Ａ：どいつもこいつも頭おかしいのか！
Ｂ：しかも興奮してそこからは女子生徒も起きっぱなしだった。
　　相手を傷つけない教育を出来る彼は、まさに教育者の鑑である。
Ａ：どう考えても教師の反面教師だろ
Ｂ：そして放課後、彼は真っ先に家に帰る。
　　本当は女子バレー部の顧問で、この日も部活を見なければならないのだが、帰る。
Ａ：コイツ女子の部活の顧問なのかよ・・・世も末だな・・・
　　ってか何で帰っちゃうの？ある意味平和ではあるけれども。
Ｂ：なぜ帰るのか。それはオナニーがしたくなったからである
Ａ：死んだほうが良いね。
Ｂ：ちなみに教師という職業について、滝沢はこのように語っている。
Ａ：お前に語る権利はねえよ。
Ｂ：教師という職業は青春という人間にとって一番大事と言っても過言ではない時期の少年少女たちに愛情を持って、時には厳しく育てていくことが必要であり、心から生徒たちのことを考えてやらないとやっていくことの難しい職業だと私は考えます。
　　が、それを上手くやり遂げたときの達成感もひとしおで、自分の教え子の、社会での活躍を聞くことが最近の一番の喜びです。
Ａ：急にまじめになるんじゃねえよ！これまでのマイナスイメージは覆せねえよ！
Ｂ：非行に走る生徒が消えない限り、彼の戦いは終わらない
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――完――
Ａ：戦いどころか人生終わってしまえ
Ｂ：いやぁ、感動的ですね。あれ？思わず涙が・・・
Ａ：涙腺とち狂ってるんか！
　　ってかお前も何でこんなヤツみて教師に憧れたの！？
Ｂ：だって女子高生にパンツ被せて喜ばれてるんだぜ！？何て楽しそうな職業なんだ！
Ａ：偏見が過ぎるよ！実際教師ってそんな職業じゃないよ！
　　それに多分、お前のパンツじゃ誰にも喜ばれないから！
Ｂ：そっかぁ・・・じゃあ教師になるの諦めるわ・・・
Ａ：いや前言撤回するの早いな！ＤａｉＧｏの芸能界引退宣言か！
Ｂ：だって俺、自分のルックスに自信ないし・・・
　　あ、そういえばじしんで思い出したんだけど、この前俺の一番好きなポケモンのゴローンにじしん覚えさせたんだけどさ、
Ａ：唐突にポケモンの話はじめんなや！もういいぜ！
二人：どうもありがとうございました。